STLからGコードへの変換ツール
オンラインでSTLをGCODEに変換する方法
STLモデルをアップロードする
プリンタープロファイルを選択する
Gコードを生成してダウンロードする
STLファイルとは何ですか？
STL（ステレオリソグラフィー）は、3Dプリントで最も一般的に使用される3Dファイル形式の1つです。色やテクスチャなどの属性を含まず、3Dオブジェクトの表面形状を記述します。
STLファイルは、ほぼすべての3Dプリンターやモデリングソフトでサポートされています。軽量で処理が容易なため、ラピッドプロトタイピングや積層造形に最適です。
STLファイルを開くには
STLファイルは、Blender、Cura、TinkerCAD、Fusion 360など、ほとんどの3Dモデリングおよびスライサーソフトで開いて編集することができます。これらのファイルは三角形を使用して3Dオブジェクトの形状を表現し、試作や3Dプリントのワークフローに欠かせない形式です。
AnyConvを使用すると、STLファイルをOBJやSTEPなどの形式に変換してさらに編集したり、3Dプリント用のGCODEを直接生成したりできます。追加のソフトウェアをインストールすることなく、オンラインでモデルを簡単かつ効率的に準備できる便利な方法です。
STLに関する主な情報
- 正式名称: Stereolithography File
- 拡張子: .stl
- MIME タイプ: model/stl
- 開発元: 3D Systems
- 最初のリリース: 1987
参考リンクとリソース
GCODEファイルとは何ですか？
GCODEは、3DプリンターやCNC工作機械を制御するために使用されるマシン制御言語です。ツールの動き、速度、温度など、物理的なオブジェクトを層ごとに構築するために必要な指令を定義します。
GCODEファイルは、通常STLまたはOBJ形式の3Dモデルからスライスソフトウェアによって生成され、形状データを正確なプリンターコマンドに変換します。これは積層造形プロセスに不可欠で、主要な3Dプリンタープラットフォームで広くサポートされています。
GCODEファイルを開くには
GCODEファイルは、Pronterface、Repetier-Host、Cura、OctoPrintなどの3DプリントおよびCNC制御ソフトで開くことができ、ツールパスのプレビューや印刷パラメータの調整が可能です。
AnyConvでは、STLモデルをオンラインで直接GCODEに変換できます。3Dモデルをアップロードし、プリンタープロファイルを選択して、最適化されたGCODEをダウンロードすればすぐに印刷を始められます。
GCODEに関する主な情報
- 正式名称: G-code File
- 拡張子: .gcode
- MIME タイプ: text/x.gcode
- 開発元: Numerical Control Community
- 最初のリリース: 1958
参考リンクとリソース
💡 より良い3Dプリントのためのヒントとコツ
向きをしっかり確認しましょう
自動向き調整は最適な印刷姿勢を設定するのに役立ちますが、手動で少し調整することで結果が大きく改善することがあります。角度をわずかに変えるだけで、層のラインを減らし、ベッドとの密着を改善し、サポート材の必要性を最小限に抑えることができます。スライスする前に必ずモデルの向きを確認してください。
ビルドプレートを詰め込みすぎないでください
一度に多くのモデルを配置すると、ノズルの衝突、糸引き、冷却ムラなどで印刷失敗のリスクが高まります。まずは1～2個から始めて、密着と押し出しの安定性を確認しましょう。問題がなければ、徐々に数を増やしても安全です。
大きなモデルにはブリムを使用しましょう
大きいまたは背の高いモデルの場合、ブリムを使うことでベースの周囲に追加の面積ができ、1層目の密着が良くなり、反りや角の浮きを防ぎます。ABSやPETGのように冷却時に収縮しやすい素材では特に効果的です。エッジが浮き始めたらブリムを有効にしてください。
G-codeプレビューを確認しましょう
G-codeプレビューでは、モデル・サポート・ブリムが青色で表示され、層ごとに確認できます。赤い線は移動経路（押し出しなしの動き）を示しています。この表示を使って、各層の構造、サポート、壁のパス、動きを確認し、印刷前に問題がないか確認してください。
❓ よくある質問
- 印刷設定を手動で調整できますか？はい。プリンタープロファイルを選択した後、レイヤーの高さ、ベッド温度、ノズル温度などの主要なパラメータを細かく調整できます。さらに、スケール、モデルの向き、コピー数を変更したり、サポートやブリムを有効にして、印刷前にモデルを最適に準備することもできます。
- サポートやブリムはいつ有効にすればよいですか？モデルに空中で印刷できないオーバーハング部分がある場合はサポートを使用してください。特に大きなモデルや高さのあるモデルで、反りを防ぐためにはブリムを有効にするとベッドへの密着性が向上します。
- 大きな STL ファイルはサポートされていますか？はい。ただし、複雑または非常に大きなモデル（10MB 以上）は読み込みやプレビューに時間がかかる場合があります。また、システムリソースを多く使用するため、性能の低いパソコンでは生成された G-code のプレビュー中にブラウザが遅くなることがあります。
- モデルがプリントベッドに収まるかどうかを確認するには？STL ファイルをアップロードすると、プレビュー画面にグリッドとモデルの寸法が表示されます。必要に応じて、スケールを調整したりモデルを回転させて、印刷範囲内に収まるように確認してください。
- 印刷前に G-code をプレビューできますか？はい。「G-code プレビュー」 では、モデル、サポート、ブリムが青色で表示され、レイヤーごとに確認できます。赤い線は 「移動」 モードを示しており、フィラメントを押し出さない移動経路を表示します。このプレビューを使って各レイヤーの構造を確認し、サポートや壁のパス、移動が正しく設定されているかを印刷前にチェックしてください。
- STL または G-code を表示するとブラウザがフリーズします。どうすればよいですか？パフォーマンスはお使いのデバイスのハードウェア性能に大きく依存します。動作をよりスムーズにするために、ブラウザの設定でハードウェアアクセラレーションを有効にしてください。これにより大きなモデルの描画が改善される場合があります。また、不要なタブやバックグラウンドアプリを閉じることで応答性が向上します。
- どのプリンターがサポートされていますか？本ツールには、メーカー、モデル、ノズル径、素材別に整理されたプリンタープロファイルのカタログが含まれています。リストは定期的に更新・拡張されています。
- リストに自分のプリンターが見つからない場合はどうすればよいですか？お使いのプリンターのブランドとモデルを記載してメールでお知らせください。できる限り早く対応し、サポートリストに追加できるよう努めます。
- 同じメーカーの別のプリンターで、他のモデル向けに生成された G-code を使用できますか？おすすめしません。同じメーカーでも、印刷領域、ファームウェア、押出設定などが異なる場合があります。常にご使用のモデルに正確に対応するプロファイルを選択し、安全で確実な印刷を行ってください。